婚活いろは たしなみ講座
安全な婚活のために
ストーカー対策について
はじめのうちは順調にやりとりをしていても、関係がこじれてトラブルに発展する可能性はゼロではありません。万が一、ストーカーなどの犯罪行為に巻き込まれてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。これから婚活を始めるという方も、念のため押さえておくと良いでしょう。
ストーカー対策のポイントは
- 簡単に個人情報を教えない
- 被害に遭ったらイベント主催者と警察に連絡を
- イベント申込み時には安心できる主催者を選ぼう
ストーカーとは?
「ストーカー行為等の規制等に関する法律」では、ストーカーとは「同一の者に対し、つきまとい等を反復してすること」と定義づけられています。
つきまとい等とは・・・
特定の者に対する恋愛感情その他の好意感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情を充足する目的で、その特定の者又はその家族などに対して行う以下の8つの行為を「つきまとい等」と規定し、規制しています。
- つきまとい・待ち伏せ・押しかけ
- 監視していると思わせることを告げる
- 面会・交際の要求
- 著しく粗野又は乱暴な言動をする
- 無言電話を繰り返したり連続して電話やメールをする
- 汚物などを送付する
- 名誉を傷つける
- 性的羞恥心の侵害
もし被害にあったらどうする?
婚活のイベント中からつきまとわれる場合は、その場でスタッフに相談しましょう。終了後にしつこくメールや電話がくるようであれば、主催者や最寄りの警察署に相談しましょう。警察署へ届出を出すと、相手に対する警告をしてくれるなどさまざまな援助をしてもらえます。
現状でつきまとい等の被害を感じている場合は。できるだけその証拠を押さえて残しておくことが大切です。写真でもいいですし、「いつ、どこで、誰が(誰と)、誰に対して、何をしたのか」をメモしておくだけでも違います。
メールなどは削除せず、提出できるように残しておきましょう。
第三者から被害を証言してもらうのも効果的ですから、客観性のある事実と証拠をできるだけ集めておきましょう。
個人情報は簡単に教えない
お付き合いを始めた当初は、自分のことを知ってもらいたいという思いから個人的なお話をすることもあるでしょう。ただ、お相手がどれほど良い方だと思っても、会って間もないうちは住所などの個人情報を簡単に教えることは控えましょう。万が一の際に、トラブルが深刻になります。
イベントを選ぶ際は、主催者をよく確認すること
イベントではパーティーなどの参加者に身分証明書の提示を求めるケースがほとんどですが、これはトラブル防止のため。困ったことが起きたときはすぐに相談しましょう。
また、イベントに申し込む際は、どのような団体が主催・運営しているのかよく確認しましょう。複数の運営組織によるコラボパーティーなどでは、どの団体から登録するかも検討できればより安全です。良心的な主催者はストーカーなどの犯罪防止に力を入れており、トラブル時にも迅速に対応してくれます。