婚活いろは たしなみ講座
コミュニケーションのたしなみ
コミュニケーション
コミュニケーションというとトークで勝負、といった印象がありますが、身だしなみや表情、アイコンタクトやボディランゲージといった言葉で表現しないこともコミュニケーションのうち。婚活以外にも、仕事で役立つこともあるでしょう。ぜひこの機会に身につけましょう。
コミュニケーションのポイントは……
- 相手の会話をつかむ
- 褒め言葉は感情を添えるとリアルになる
- 程よく積極的になろう
「聞き上手」は最高の能力
相手は自分が話している内容をきちんと受け止め、共感して聞いてくれる人に好感を持ちます。内容にもよるとは思いますが、問題や課題を解決するよりも誠実な態度でしっかりと聞いてあげることが大切です。
聞き役としては、相づちやうなずきを取り入れることも大切です。「うんうん」「わかるよ」といった共感、「ほんとに?」「そうなんだ!」とった驚きの気持ちなどを会話の合間に挟み、リズムの良い会話を心がけましょう。
アイコンタクト
相手の目を見て話すことも大切なコミュニケーション。とはいえずっと見ていては相手も落ち着きません。意見を求めるときに目を見たら、あとは口元や、ネクタイの結び目あたりなどに視線を移すと良いでしょう。
何はなくとも、まずは笑顔
自分を一番魅力的に輝かせるのは笑顔です。明るく笑顔で最初のあいさつができれば印象もよくなりますし、お相手の緊張も和らぐでしょう。目元と口元を和らげ、アイコンタクトや相づちを心がけましょう。ただ、急に笑顔を作ろうとしても難しいもの。日頃から笑顔で会話するなど練習をしておくと良いですね。鏡で笑顔をチェックし、魅力的に見える表情を把握しておくのも自信につながります。
言葉遣いに素が出る
会話で重要になるのが、言葉遣い。見た目がどれほど美しくても、いざ話してみると「マジ?」「やばいじゃん」といった言葉遣いでは、がっかりしてしまうかもしれません。汚い言葉やきつい口調は相手を遠ざける原因となります。いつもの言葉はつい出てしまうものです。普段から意識しておくと良いでしょう。
褒め言葉には感情を添えて
会話の中でさりげなく相手を褒めるのも良いでしょう。その際、「素敵ですね」などという言葉に加え「ドキドキします」など自分の感情を付け加えてみてください。お世辞ではないリアリティにお相手も喜ぶはずです。
適度に積極的になることも大事
パーティーのフリータイムでは話したい相手に一番に話しかけてください。話しかけやすいよう、さりげなく距離を縮めてライバルよりも早く話しかけることができるようにしておくのも良いでしょう。
なお、パーティーでは相手もいろいろな人と話したいかもしれません。ずっと独り占めするのではなく、会話の余韻が楽しめるうちに引いたほうが好印象です。
共通の話題を見つけよう
心理学的に、共通の話題がある人には親近感がわきやすいことがわかっています。話のきっかけもつかみやすいはずなので、トークの際は質問をして共通の話題を探してみましょう。
質問を投げかけるときは前の会話から飛躍せずお話を掘り下げていくと良いでしょう。ただし質問攻めになってしまうと、警戒されることも。自分の話に夢中になりすぎることもないよう注意しましょう。
会話を盛り上げる工夫を
会話するとき「よくご存知なんですね」「気が効くんですね」と相手を肯定する感想を述べると、会話が盛り上がります。趣味の話をしながら「詳しく教えてください」と言うもの良いでしょう。話だけでなくお相手の気分も盛り上げて、お誘いやお付き合いへとつなげていきましょう。
さりげない気配り・心配りは高ポイント!
相手の立場になって考えてみましょう。思いやりをもって相手をサポートするように行動を起こすと好印象です。
すぐに相手を見切らないこと
パーティーでは気になる方のお名前を書いて提出し、お互いに相手を指名していた場合にカップリングが行われます。ここで白紙を提出する方は少なくありませんが、せっかくの出会いのチャンス。すぐに相手を見切らずに、少しでも可能性があるようならもう一度会ってみることも大切です。結果ばかりを急ぎすぎないことが大切です。